2004年9月30日(木)午後7:50~8:00 (ほか)、BS2で、「BSファンクラブ」が放送されました。「勝手にふるさと自慢 和歌山県」と題したコーナーでは、黒白ボーダーのシャツでキメた松島優理アナウンサーが楳図かずおの仕事場を訪れました。楳図は、「楳図かずおと和歌山県 楳図かずお劇場」と題し、スケッチブックに出身地である和歌山県に関するイラストを描き、高野山の近くで生まれたこと、安珍清姫などのこわい話を父親がしてくれたこと、漫画のアイデアを練るために「橋本」付近を散歩したことなどについて語りました。「あるがまんまで、余分なところがない。こういうふうに、すっきりした場所が、ぼく、一番、和歌山のいいところだと思います。」 次に、楳図かずおは、視聴者から寄せられたふるさとにまつわる写真やVTRを審査しました。桜の名所としても名高い「和歌山城」(和歌山市 宮本恭俉さん)、850メートルに渡って岩が連なる「橋杭岩(はしぐいいわ)」(和歌山市 西牟田記子さん)、楳図かずおがそのすぐ側で生まれたことでも知られる「高野山」(和歌山市 福田将之さん)、那智大社で毎年7月14日に行われる「那智の火祭」(西牟婁郡 木下宏さん)など、たくさんの応募作品が紹介されました。大賞に選ばれたのは、毎年3月3日に全国から寄せられた雛人形を海へ流して女の子の健やかな成長や家内安全を願う催し「淡島神社 雛流し」(和歌山市 山口隆章さん)でした。楳図かずおは、「こわいような面白いような、ドキドキするものがありますよね。ああいうお話っぽいものって、ぼく、すごく好きですね。船に乗せられて、この人形達はどこへ行くんだろうっていう感じで。あれ1個で、映画1本撮れそうっていう感じがするぐらいの(笑)。面白かったですぅ。」と述べました。
BSファンクラブ
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