10月22日の朝日新聞「読書」欄に掲載された中条省平(学習院大学教授・フランス文学)氏の書評がasahi.comに転載されているのらー!みんな読んぢぐでーー!
書評:http://book.asahi.com/review/TKY200610240298.html
『別世界』の冒頭に夕やけが現れていることも感動的だ。楳図の最高傑作『わたしは真悟』も、最終作『14歳』も世界を覆う夕やけで始まるからだ。夕やけは世界を焼きつくす滅亡の光景であると同時に、浄化の炎による再生の可能性のイメージでもある。
本書に収録された『幽霊を呼ぶ少女』は四谷怪談をベースにした恐怖マンガだが、冒頭に見開きカラー2ページで描かれる夕やけの輝かしさはマンガ史に比類がない。この本をカラー復刻してくれた編集者に心から感謝したい。

