2005年夏、映画『楳図かずお 恐怖劇場』の公開が予定されています。これは楳図かずおの原作6作品(まだらの少女、ねがい、プレゼント、蟲の家、DEATH MAKE、絶食)が様々な監督により松竹と円谷エンターテイメントにて映画化されるものです。そんなわけで、映画『まことちゃん』(1980年 芝山努監督)の公開が待ちきれないまこちゃんよろしく、各作品のスタッフ・キャストや原作について、ちょっとリサーチしてみましょう!まずは『まだらの少女』よ!ガーン!!
『まだらの少女』より
原作「まだらの少女」は、1965年、「少女フレンド」(講談社)で9回に渡り連載された作品です。「ママがこわい」と合わせ「まだらの恐怖」と題したものが秋田書店のサンデーコミックスに収録されているのがおなじみなのではないでしょうか。1999年には「My First BIG 恐怖劇場 まだらの少女」(小学館)にも収録されました。現在では『へび少女~楳図かずお恐怖劇場~』で読むことができます。 【原作 『まだらの少女』収録の『へび少女~楳図かずお恐怖劇場~』はこちらから】
まだらの恐怖(楳図かずお 秋田書店)
へび少女~楳図かずお恐怖劇場~(楳図かずお 角川書店)
原作「まだらの少女」あらすじ
山梨県のある病院に自分のことをヘビだと思い込んでいる女がいた。東京に住んでいる少女弓子は、夏休みを利用して長野県の美土路村にある親戚の家を訪ねる。ところが村人の様子がおかしい。いとこの京子に村を案内してもらう弓子。しかし、二人がいつのまにかたどり着いたのは………。
楳図かずおの描くタイプの異なる2人の美少女キャラや不気味な田舎の風景、そしてハイテンポでスリリングな展開が魅力の「まだらの少女」。映画『楳図かずお 恐怖劇場』では、この原作が、カリスマAV監督や、劇団大人計画(松尾スズキさん主宰)の役者などいろいろな顔を持ち映画『恋する幼虫』で知られる井口昇監督によって撮られる模様です。脚本は、ジャパニーズホラーの先駆的作品としてリスペクトを集める『ほんとにあった怖い話』などで知られている小中千昭さん。弓子役は、「天才てれびくんMAX」などに出演中の美少女アイドル中村有沙さん。京子役は、12歳にして日テレ系連続ドラマ「瑠璃の島」の主役に抜擢されたことで話題を集め、三ツ矢サイダー(アサヒ飲料)のCMに出演中の成海璃子さん。そして、『帝都物語』『ウルトラマンネオス』などで知られ『デビルマン』にもカメオ出演した嶋田久作さんが美土路村の叔父を、TVドラマ『もう誰も愛さない』などで知られる田中美奈子さんが美土路村の叔母を演じます。公開が待ち遠しいれすね!!
My First BIG 恐怖劇場 まだらの少女(楳図かずお 小学館)
ほんとにあった怖い話(鶴田法男監督)
もう誰も愛さない(出演:吉田栄作、田中美奈子、山口智子 他)
『楳図かずお恐怖劇場』(1)
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