2005年3月24日(木)20:00~21:51、NHKハイビジョンで放送される「巨樹は語る・はるかないのちの物語」の中で、楳図かずお出演の「巨樹は語る 奇樹からの招待状~マダガスカル・バオバブ~」の再放送を観ることができます。みんな観ちぐで!!
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『蛇娘と白髪魔』放送予定
「読むドラ『ロング・ラブレター~漂流教室~』第二話 喪失」が放送されました
2005年2月、フジテレビ721(CS放送)で、「読むドラ『ロング・ラブレター~漂流教室~』第二話 喪失」が放送されました。「読むドラ」は、脚本家が書いたそのままの台本を声だけで演ずる番組で、今回は、「読むドラ」案内人の浅野和之さんをはじめ、松野太紀さん、金月真美さん、笠原留美さん、牧島有希さん、三浦祥朗さん、三宅淳一さんの7人が、2002年新春ドラマとしてフジテレビで放送された大森美香さん脚本の『ロング・ラブレター~漂流教室~』第二話 喪失 を朗読することに挑戦しました。
『ロング・ラブレター~漂流教室~』
1972年の楳図かずおの漫画『漂流教室』が原作。1987年には大林宣彦監督により映画化され大ヒットした。ドラマでは、舞台が小学校から高校に移されている。もと国語教師で家業の花屋を手伝う三崎結花と、新任数学教師浅海暁生。二人のラブストーリーを軸に、時空を越えた壮大な物語が展開される。
プロデュース/山口雅俊
脚本/大森美香
演出/水田成英、武内英樹、木村達昭、川村泰祐
主題歌/『ラブランド、アイランド』山下達郎
出演/常盤貴子、窪塚洋介、山下智久、山田孝之、水川あさみ、妻夫木聡

なお、番組の最後では、”脚本家 大森美香に聞く”と題し、『ロング・ラブレター~漂流教室~』の脚本家・大森美香さんが、脚本家になった経緯などについて語りました。
大森美香さんが脚本を書き始めたのは、早く助監督から監督になりたいと思ったからなのだそうです。「助監督(AD)の仕事をやっていたときに、早く監督になりたくて、脚本を書くと撮らせてもらえるかなと思って書いたのが、最初ですね。」 大森さんは、助監督時代に脚本家たちの作品を読んだことが勉強になったのではないかと言います。「脚本を読むようになったのはADになってからですね。それまではあまり脚本というものがどういうものか知らずにやっていたところがあったので。ADをやっていたときに、いろんなエライ先生の…大石静さんですとか…のホンを読んでいて、読みながら勉強させていただいてたんじゃないかな、と思います。」やがて脚本家になった大森さんは、『ロング・ラブレター~漂流教室~』のシナリオを執筆することになります。『ロング・ラブレター~漂流教室~』で難しかったのは、原作にはないラブストーリーの要素を盛り込まなければならなかった点だそうです。「一番難しかったのは、局の要望もあるのですが、“ラブストーリーにしてください”というようなことがあって。そこに関しては完全にやっぱりオリジナルで入れていかなきゃいけなかったので。」一方、やりやすかった点は、ドラマの設定が極限状態であるため、人間がホンネをさらけ出す姿を描写しても不自然にならなかったことだと大森さんは言います。「未来に行ってしまうというところが極端な分、人間の根本的な感情みたいなものは、すごくストレートに出しやすかったんですよね。極限状態にならないと、ホンネが出ないようなことが多い中で、これは、すごくホンネで書けるというか、本質を出せるんじゃないかな、と思って。そういう点では、楽しかったです。」最近では映画監督としても活躍している大森さんですが、脚本家、監督、それぞれの仕事に別の面白さを見出しているようです。「もともとADをやっていたので、現場にいるのが好きなんです。現場で、みんなでひとつのものをつくり上げていくという過程で考えると、脚本のほうは、建築で言ったら設計図を描く。監督は現場監督として、ちゃんとそれが本物になるかどうか見ていくという。全然違う仕事なので。両方面白いので、両方やっていけたらいいな、と思います。」脚本家として活躍を続ける大森さん。今後書いてみたいテーマは尽きないようです。「恋愛ものをガッツリ書いてみたいと思っていて。それを今回『不機嫌なジーン』(CX 2005年1~3月放送 脚本 大森美香 出演 竹内結子 内野聖陽 ほか)でやらせていただいているので、うれしいですね。書いてみたいものはほんとうにたくさんあって…。徹底したコメディみたいなものも書いてみたいし、ミュージカルみたいなものも書いてみたかったり(笑)。あとは、ワンシチュエーションの会話劇みたいなものもやってみたいですね。やりたいことは多すぎて結婚できない……って何を言ってるんでしょう(笑)」
「『これは自分の好きなことなんだ』ということを常に心に置いて、逆境にもめげず、結果を出すまで頑張る」という大森さん。創作活動の原動力は「どうしてもやりたいと思うことをじっと我慢してやり続ける持久力」なのだそうです。
大森美香さんプロフィール
1972年3月6日生まれ。名古屋テレビ勤務後フリーとなり、フジテレビのドラマ制作にAPとして携わる。深夜ドラマ「美少女H・十七歳の記録」で脚本・監督を経験する。その後、脚本家としての転向をすすめられ、APとして働きながら修行を積む。2001年単独執筆した「カバチタレ!」以降は仕事の幅を広げ、現在では映画監督としても活躍している。
「週刊ブックレビュー」が放送されました
2005年2月20日(日)午前8:00~8:54、BS2で、楳図かずお出演の『週刊ブックレビュー』が放送されました。楳図かずおのおすすめ本は、下記の3冊どすえ!みなはんも読んでみちぐで!!

『縞模様の歴史 悪魔の布』
●ミシェル・パストゥロー 著
●松村剛・松村恵理 訳
●白水uブックス
●中世西欧社会において異端の者達が身にまとう縞模様についての歴史をたどる。
楳図かずおのおすすめ本、1冊目はやっぱりしましまに関する本です!楳図は縞模様の布が悪魔の布であるということを知り、「どうしよう!?」と思った反面「わー!!やったぜー!!」とよろこんだそうです。「神もいいけど悪魔も魅力あります。神様はお願いしてもなかなか聞いてくださらないけど、悪魔はちょっと、ちょろちょろって袖の下でも出せばパパパッとすぐさまいろいろやってくれますので(笑)。」 なお、縞模様の起源は聖書にあるそうです。楳図は、「聖書の中に、『二種類のものは、混ぜてはいけない』というくだりがあるそうなんです。ここからはじまってるそうなんですね。」と興味深げに語りました。

『新版 日本の節足動物 生態と環境変化に伴う変遷』
●加納六郎・篠永哲 著
●東海大学出版会
●国内で記録される衛生害虫としての節足動物の図鑑
楳図かずおのおすすめ本、2冊目は節足動物の図鑑です。ゴキブリ、シラミ、ダニ、ハエ、クモ、サソリ、十脚類などの写真が満載ですが、中でも楳図がとりわけこころひかれ不気味だと思うのは、”クモバエ”だそうです。「ぼくねー、クモが一番嫌いなんですよ。もう絶対見たくないんです。なんでクモって嫌なんでしょうね!?そこが謎なので、この本で研究したいなと(笑)。」

『今がわかる時代がわかる世界地図2005年版』
●正井泰夫 監修
●成美堂出版
●国際政治や産業経済、環境問題からスポーツまで、世界の最新データをテーマ別にまとめた世界地図帳。
楳図かずおのおすすめ本、3冊目は地図帳です。楳図は、絵本を見るような感覚でこの本に親しんでいるのだそうです。「家の中にこういうものがあると、最近は外国に行くことも多いので、普段から折々に馴染んでおけば、あそこは危ないとかあそこはレートがどうのっていうのが自然に身に着いて楽しく過ごせるかな、と思いました。」
情報フレッシュ便 さらさらサラダ
2005年2月21日(月)午前11:05~12:00、楳図かずおが出演したNHK総合テレビ(放送は東海3県(岐阜県・愛知県・三重県)のみ)の番組「情報フレッシュ便 さらさらサラダ」が放送されました。

