劇団アロッタファジャイナ インタビュー(2)

劇団アロッタファジャイナによる舞台『わたしは真悟』(原作=楳図かずお)の公演が、2004年10月26日(火)から始まります。開演にさきがけ、Umezz.comが、杉並区内某所で稽古中の劇団アロッタファジャイナを取材いたしました!!
上野未来さん
Umezz.com:次に、舞台『わたしは真悟』まりん役の上野未来さんにお話を伺います。上野さんは、楳図かずおの作品を何か読んだことがありますか?
上野:あります。けっこうホラー漫画とか好きだったので、『わたしは真悟』みたいに何巻も出てるやつじゃなくて、読み切りみたいな漫画を読んでました。今回、『わたしは真悟』を全巻読んだんですけど、涙が出てしまいました。
Umezz.com:小学生の役をやるという話をもらったときは、どう思われましたか?
上野:自分は、19歳で、けっこう、もう大人のほうなので、小学生の役を演じるのはすごく難しい。でも、やっぱり、漫画を読んでて、まりんの気持ちがわかるようになって、自分の中にも少しは小学生の頃の自分が残っていると思うので…。最初は、難しいって思ってたんですけど、今は、小学生の頃の自分を思い出しながらやっていけば、きっとまりんを演じられるんじゃないかな、と思っています。
Umezz.com:小学生の頃は、活発な子でしたか?
上野:そうですね。家が厳しかったんですけど、私は活発で。まりんみたく、けっこう思い切ったことをやってるかもしれないですね。いつも男の子たちとサッカーをやっていましたし(笑)。
Umezz.com:実際にマリンの役を演じてみて、どうですか?苦労している点はありますか?
上野:やっぱり、初舞台でこれだけ大きい役を頂いて、「どうしよう」とか「自分にできるかな?」という気持ちがあって、最初の稽古で本読みをしたとき、顔が赤くなっちゃったりして、緊張したりしてたんですけど。でも、今は、周りの方々がすごく上手くてテンションが高いので、それに合わせようと、頑張ってやっていたら、恥ずかしさも無くなってきました。今はセリフも入ってますので、テンション維持というか、そういうのを頑張ってます。苦労というか、もう「頑張んなきゃ!」と(笑)。
Umezz.com:これまで映画やテレビにご出演なさっていますが、映画と舞台は、やっぱり違いますか?
上野:映画も舞台も、「演じる」っていうのは一緒だし、違うところって言ったら、映画とかはやりなおしがきくけど、舞台はやりなおしが無いということですね。今回は特に、1回舞台に上がってしまったら、はけるところも無く、ずっと立ちっぱなしっていうか、出ずっぱりなので。2時間くらいまりんになりきっていなきゃいけないっていうのをやり通して、自分に自信がついたらいいなと思っています。
Umezz.com:舞台『わたしは真悟』の見どころはどこですか?
上野:そうですね。漫画の世界を、いかに芝居にして表現してるかっていうところですね。
Umezz.com:さきほど、『わたしは真悟』を読んで涙が出たとおっしゃっていましたが、どのあたりで感涙なさったんですか?
上野:さとるとまりんが、小さいんだけど大人たちよりも決意が強いというか、一生懸命「結ばれなきゃ」っていうところです。
Umezz.com:松枝さんは、ランドセルをしょって登校していたのは、小学校4年までだというお話でしたが、上野さんは、何年生までしょってましたか?
上野:6年生までしょってました(笑)。
松枝:ちゃんと6年生まで、しょってたんだ。ぼく、けっこうランドセルはボロクソになるまで使ってたんですけど。でも、早めにボロクソになったんですけどね。
Umezz.com:松枝さんは、黒いランドセルですか?
松枝:黒です。黒で、もう、ハゲハゲになって、どうしようもなくなって。
umezz.com:帰りに寄り道して、そこらへんにほっぽらかしてるタイプの子は、ボロボロになるんですよね。
松枝:そうそう。そういうタイプの子で。そこらへんに、ガーッと。
Umezz.com:上野さんは、赤いランドセルですか?
上野:そうです。シールたくさん貼ってました。
松枝:そう、はってるはってる(笑)!
上野:キーホルダーつけたり(笑)。
Umezz.com:シールっていうのは、立体シールとか、ホログラムシールとかですか?
上野:違うんですよ。うちの小学校は、玄関入ってすぐ事務室があって。そこの先生とジャンケンして、勝ったらシールをもらってたんですよね。りんごに貼ってあるシールってありますよね?そのシールを集めてて(笑)。
Umezz.com:なるほど。そういったシールですか。もうちょっとファンシーな感じのものをイメージしていましたが、渋いご趣味でいらっしゃいますね(笑)。
上野:「こんなに、私、勝ったの!」って(笑)。
松枝:「先生とジャンケンして勝ったのがうれしい」っていう(笑)。
Umezz.com:なんでその先生は、りんごのシールをそんなにたくさん持っていたんでしょうね?
上野:そこですよね(笑)!
Umezz.com:今、素通りしていい部分なのかなって思いつつも、ちょっと訊いてみたんですけど(笑)。
上野:それは私にもよくわかりません(笑)。
Umezz.com:それでは、最後に『わたしは真悟』の原作ファンに一言お願いします。
上野:原作を知ってる人は、今回の舞台を観てて、「ちょっと違うんじゃないか?」って思ったりするところもあるかもしれないんですけど、漫画は漫画で、舞台は舞台ということで。舞台は、2時間しかないけど、頑張って、原作を表現していますので、舞台を、温かい目で楽しんでいただければいいな、と思っています。
Umezz.com:どうもありがとうございました。

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