映画はご覧になりますか?
全然観ません。まぁ、テレビでかかってると、たまに観たりしますけど。
好きな映画監督は?
特に無いです。でも、ヒッチコックは好きですね。ぼく、やっぱり最初になんかつくった人って尊敬しますね。
海外の女優が漫画の中にたまに出てきますが。
それは、むかしの女優のほうが、わかりいいんですよね、どうしても。だから、マリリン・モンローとか、ヘップバーンとか、そういうふうになっちゃいますね。カトリーヌ・ドヌーブとか。だって、今の人ってわかんないですもん。『タイタニック』に出てるあの人だって。レ……
レオナルド・デカプリオ?
そうそう。あの人だって、「どこがデカプリオなんだろう?」って。「どこがデカいの~?」って感じで。わかんないですもん(笑)。あの、スタイルが生の人間っぽくなっちゃって。どっか人間の中に絵空事が入ってないっていうのが、最近の傾向でしょ?だから、それは、いいとは思うんですけど、それこそ人間の中に芸術性があるのかなーって思ったら、芸術性と言わなくても、美術性があるのかなっていうところに、たどり着いていないですもん。だから、それは、よくないことだと、ぼくは思う。全部が全部美意識に、ということは言わないまでとしても、やっぱり、もう、画面なわけだから、そこにはやっぱり生じゃない部分がきちんと表現されるような素材じゃないとイヤだなっていうような。なんとなく。理屈ではないんですけど。そう感じながら観てましたですけどね。
長いですよね?
でも、スッゴイ簡単な話じゃないですか、あれは。沈むときに、自分が犠牲になって相手を助けたっていうとこだけなんですよ。早い話が。で、大勢でああだこうだ苦労しているっていう。その話って、そういえば、心を打つ話のひとつとして、むかし、どっかで、チョロチョロチョロっていう短い文章で読んだような記憶があって。だから、最近の映画の傾向ってみんなたったこんだけをこんだけぐらいに延ばしてますもんね。そこも、ちょっと、なんか、映画あんまり観たくないっていうか、観たくないってわけじゃないけど、観ない理由のひとつかもしれないですね。
小説や漫画などは?
小説読みません。漫画読みません。全然、はい。全然。もう、ある時期、見ちゃったら見ちゃった影響っていうのは、もう、それはたとえ資料ってことであっても、ある意味、コピーになっちゃうなって思ったので。もう、生意気なんですけど、「他の人が考えてることは、自分でも考える」っていうふうに自分で決めてしまいましたので。結局、「考えるのみ」ってことでやってますので。それでも、うかつに「見てしまったぁ~!!」ってことはあるんですけども(笑)。